【感想・評価】失敗の科学

書籍情報|失敗の科学

著者 マシュー・サイド
翻訳 有枝春
発行所 ディスカヴァー・トゥエンティワン
楽天ブックス内評価
楽天ブックス内レビュー数

「失敗の科学」のキーワード

クローズド・ループ現象

マージナル・ゲイン

成長型マインドセット

「失敗の科学」の著者「マシュー・サイド」とは?

「失敗の科学」の著者「マシュー・サイド」は、Wikipediaによれば、次のような人物とされています。

※ この記載は、Wikipediaから自動取得しています。正確性については、別途ご確認ください。

感想/書評|失敗せよ!

多様性の科学を読み、著者マシュー・サイドの他の本も読んでみたいと思い、読みました。

本書の目的は、本文中にある通り。

オーストラリア、グリフィス大学のシドニー・デッカー教授によれば、失敗を不名誉なものととらえる傾向は少なくとも2500年前から見られるという。本書の目的は、こうした失敗のとらえ方を根本から覆し、仕事や日常生活で「究極のパフォーマンス」を引き出すことにある。

成長に失敗は欠かせない。

失敗しないということは、成長していないということだ。

本書の次の例も秀逸なので、ぜひ考えてみてほしい。

たとえば「2、4、6」という3つの数字を見たら、どんなルールで並んでいると思うだろう? 「2、4、6と同じルールで並んでいると思う3つの数字を好きなだけ答えて、正解を見つけ出してください」と言われたら、あなたはどうするだろうか?

また、本書では、マージナル・ゲインという考え方も紹介されている。

神は細部に宿る」との表現があるが、それに近い考え方だと思う。

なお、本書では医療業界と航空業界を対比して論じている。

日本では今年1月2日に羽田空港地上衝突事故があったので、タイムリーな話題だと思った。

感想/書評情報

記録者:DK

記録日:2024年3月31日

読了日:2024年2月

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