【感想・評価】ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由

書籍情報|ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由

著者 仁平綾
発行所 大和書房
楽天ブックス内評価
楽天ブックス内レビュー数

「ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由」のあらすじ(KIROKU内)

日本人がニューヨークで過ごしたら、何に驚き、何に感動するのか。そして、日本をどう見るのか。夫婦でニューヨークにわたった筆者の視点から、ニューヨークを見る…

※ このあらすじは、当サイトに投稿された感想/書評の一つです。

「ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由」のキーワード

プラントベース

ペスカタリアン

エックスターミネーター

グリーンカード

ニューヨーカー

ギフトレジストリ

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アメリカンドリーム

「ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由」の著者「仁平綾」とは?

「ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由」の著者「仁平綾」は、Wikipediaによれば、次のような人物とされています。

※ この記載は、Wikipediaから自動取得しています。正確性については、別途ご確認ください。

感想/書評|自由とグラデーション

ニューヨークに9年間滞在した筆者が同地での生活を描いた本。

ニューヨークでの生活のリアルを感じられる。

具体的な地名や店名が多く登場する。ニューヨークに行く直前に読んだら、旅や海外生活の楽しみが倍増しそう。

ただ、不勉強のため、ニューヨークの地理が分からず、具体的な地名や店名の位置関係が想像できなかった。そこは残念。自分のせいだけど。添付資料に軽い地図でも欲しかったかも。

不干渉と自由

この本で描かれているのがリアルなニューヨーク生活なら、とても生きやすそうな街だな。という感想。

他人に干渉しない。自由の国。良いね。素晴らしい。

日本で生活してると、他人の目を気にして服装変えたりしちゃうよね。

とはいえ、通読する感じだと、ニューヨークでも守るべきマナーはあるみたいだし、結局は程度問題かも。

性別とグラデーション

程度問題といえば、性に関する登場人物の次のセリフは印象に残った。

「ヘイ、アヤ。自分のなかの男性と女性って、どういう比率?何パーセントと、何パーセント?」

いや、たしかにな。

LGBTQとか言うけど、結局は男女の2カテゴリーからカテゴリーを増やしてみただけじゃね?

本当に大事なのはカテゴライズをやめることじゃね?

そんな気がした。

まぁカテゴライズやめたら、社会は確実に混乱するんだろうけど。

ビールを飲んで、ぽよよんとゆるんだ頭に、かつてインタビューした漫画家の言葉が虹のように浮かんだ。
“性別は、グラデーション”
だれの、どんな色も、美しい。まちがった色も、醜い色も、この世にひとつとして存在しないのだ。

アメリカンドリームとクリエイター

あと、この本のアメリカンドリームのくだりは、とても興味深い。

日本で投資家とクリエイターが出会う機会ってまだまだ多くない。気がする。

ようやくエンジェル投資家とか増えてきたけど、まだまだクリエイターと事業しようとする投資家っていない。気がする。

ニューヨークのクリエイターには投資家と遭遇する機会が豊富にあるとしたら、羨ましい。

まぁ日本でも世界に向けて発信できる場は整いつつあるから、日本のクリエイターも投資家と遭遇する機会は徐々に増えるんだろうけど。

プレゼントの返品・交換

ニューヨークでは、他人からもらったプレゼントを返品・換金するのも普通らしい。

そういえば最近、日本でもそんなサービス登場してたな。

あげる側からしたら、一生懸命選んだものが返品されたら悲しい。 

けど、表面上は喜ばれていたけど、実は使われてないってのも辛い。

そう考えたら、もらったプレゼントを返品・換金できる文化って良いかも。

その前提で、あげたプレゼントが使われ続けていたら、それはそれで一層嬉しいし。

最後に

エッセイを読んだら、書評もくだけた感じになった。終わり。

感想/書評情報

記録者:DK

記録日:2023年8月10日

読了日:2023年8月10日

「X」における感想

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